予防歯科
当院での歯のクリーニング
当院では「3~6ヶ月に1回の定期検診」をおすすめしています。定期検診とセルフケアを行うことで虫歯や歯周病の予防・早期治療につながります。
定期検診での歯のクリーニングでは、歯垢や汚れ、着色除去を行います。健康な歯を残すためにもお気軽にご相談ください。
*当院からおハガキでの通知もいたします。
セルフケア
- 歯磨き(ブラッシング)
- デンタルフロス・歯間ブラシ
- フッ素配合歯磨き粉
- デンタルタフト
- デンタルリンス
歯垢(プラーク)について
歯垢は細菌のかたまりです。
1mgの歯垢のなかには、およそ300種類1億個の細菌がいるといわれています。虫歯や歯周病、口臭の原因になるため、日々のブラッシングが重要です。
歯垢は粘着力が強く、うがいでは取り除くことができません。
磨きにくい奥歯や歯間に特に残りやすいので、ブラッシングやデンタルフロス・歯間ブラシなどを使い予防しましょう。
*歯ブラシの硬さやデンタルフロス・歯間ブラシには様々な種類があります。ご相談等ありましたらお気軽にご質問ください。
フッ素の働きで虫歯予防
フッ素は自然界にある元素の一つ。
骨を作るのに欠かせない役割を果たしており、虫歯予防にも高い効果を発揮します。
フッ素の3つの働き
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エナメル質の修復を促進
酸により歯から溶け出したカルシウムやリンを補うこと(再石炭化)を促進します。
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歯の質を強化
歯の表面を覆うエナメル質を酸に溶けにくい性質にします。
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酸がつくられるのを抑える
歯垢中の虫歯を引き起こす細菌の働きを弱め、酸がつくられるのを抑えます。
Point
- フッ素配合の歯磨き剤で歯を磨きましょう
- お口すすぎは1回程度に
細菌について
細菌は就寝中に最も増加します。
細菌が増えると虫歯などになるリスクが高まります。
唾液にはお口の中の細菌などを洗い流す自浄作用があります。しかし就寝中は唾液の分泌が少なくなります。
- 殺菌剤配合のデンタルリンスを使いましょう
- 使用するのは就寝前が効果的
歯周病の基本は、正しいブラッシング歯周病の原因は、歯と歯ぐきの境目にたまる歯垢の細菌です。
「歯周病チェック」
- 歯ぐきから出血する
- 歯ぐきが赤く腫れる
- 口臭が気になる
- 食べ物がよく歯にはさまる
- 歯ぐきがやせてきたと感じ
- 口の中がネバつく
- 歯が浮いた感じがする
- 冷たい物が歯にしみる
- 歯がグラつく
- 歯と歯の間の歯ぐきがプックリ丸くなっている
口中染色錠
歯の汚れの残っている部分を調べるには、「口中染色錠」これは、飲み込んでも害はありません。
写真(右)歯ぐきと歯間の汚れが目立ちます。
歯石がこびり付いていますので、歯石除去(スケーリング)が必要です。